
【塗装完成までの流れ】
(1)カット→(2)ボディを洗う→(3)マスキング→(4)塗装→(5)乾燥→(6)ステッカーを貼る
(1)カット
|
まずはボディを枠から離す作業を行う。ボディはポリカーボネイトという、柔らかいプラスチックでできているので、丁寧に切り離すことが重要だ。この時、カッターなどで切ってもいいが、刃がすべることもあるのでハサミで切った方がいい。カーブの部分は、曲線ばさみという特別なハサミを使うとキレイに切れるぞ。そうそう、冬場はボディを暖めるのを忘れずに。 |
![]() |
(2)ボディを洗う
|
塗装の前にしなくちゃいけないのが、これ。カット作業の時に、手の油がベッタリ付いちゃっているはずなので、中性洗剤を使ってボディの隅々まで洗おう。手が入りにくい部分もあるので、そのあたりに注意して念入りに洗うこと。またカットしたことによって、ボディの端が尖っているので、洗う時に気がついたらハサミで切っておくようにしよう。 |
![]() |
(3)マスキング
中性洗剤を完全に洗い落とした後は、完全乾燥まで1時間くらい待つ。水滴がなくなったら、塗装しない部分にシールを貼ろう。この作業がマスキングだ。ちなみに、付属のマスキングシール以外にも予備のマスキングフィルムを購入しておくといい。必要以上に緊張しなくて済むので、心に余裕が生まれるぞ。
(4)塗装
|
いよいよ塗装。プシューとやる前に、本体がスプレーの勢いで飛ばないようしっかり固定すること。スプレーの力は意外に強いし、転がるだけならともかく、塗装ムラになったらシャレにもならないからね。また1回で塗ろうとせず、何回にも分けたり、乾燥→再塗装→乾燥→再塗装のように繰り返すのがコツだ。冬季はスプレー缶、ボディとも暖めておくと塗装がノリやすいので試してみてくれ。 |
![]() |
(5)乾燥
完全に塗装ができたら今度は乾燥。ドライヤーなどで乾かすと、塗装面にブツけたり、温風の影響が出たりしていろいろ面倒のもとだ。できれば、本体を逆さにして完全乾燥を目指してほしい。すぐに次の作業に移りたい気持ちはわかるが、ここで急ぐと後で泣きを見ることになりかねない。また、塗装の時にはみ出した部分は、乾燥後に削り取ればOKだ。
|
●乾燥所要時間のめやす とりあえず手につかない →15分後 マスキングテープをはがす →30分後 (*手に付かないのを確認してからはがしてください。) ハミ出しなどの処理時間 →1時間後 重ね塗り →2時間後 実用上問題ない乾燥 →4時間後 完全に乾燥 →12時間以上 |
![]() |
(6)ステッカーを貼る
|
最後の仕上げはボディにステッカーを貼る作業だ。ステッカーはプリカット(あらかじめ適正な大きさにカットされていること)が一般的だが、これはあくまでもサービス。実際にボディに合わせてみると、曲線部分ではシワになるし、貼る位置も微妙にずれていることがある。こだわり派のあなたは、カット&トライで現物合わせをすることをお薦めする。デザインカッター(先が尖った小型のカッターナイフ)で少しずつ調整していくのだ。また、シールは基本的に貼り直せないので充分に注意してほしい。 |
![]() |
実車を組み立てる場合、どうしても次の工程に早く行こう、早く行こうとしてしまいがち(言ってる本人も割とそのタイプではある)。 でも、1工程、1工程を大切にしないと、結局は最終工程まで引きずることになってしまう。後で後悔しないためにも、とくに塗装など、やり直しが難しいところは何回も何回も確認してほしい。

■駆動系
|
マシンを速くすることばかりを考えがちだが、実はトータルバランスが肝心なのだ。例えば、2速ギアは速度が速くなるので、同時にブレーキの制動装置のチューンも必要だぞ。こういう走行系のチューンアップパーツは、たくさん市販されているので、行きつけのお店の店員さんなどに最適な組み合わせを聞いてみよう。 |
![]() |
■軽量化
|
そもそも、GPカーに限らずエンジンを利用したラジコンの軽量化には限界がある。何より、重いエンジンを装着しなくてはならないからだ。そのため、軽量化部品は積極的に組み込みたいもの。軽量フレームや軽量ボディなど、これもたくさんの種類が売られているのでお店に相談してみてくれ。ただ軽量化はメリットばかりではなく、構造的弱点になることにも注意してほしい。 |
![]() |
■足まわり
|
コーナーで安定した性能を出すには、ズバリ足まわりの強化に尽きる。つまり、タイヤ・ショック・サスペンションといった3部品の性能の差が出るのだ。ただし、走行性能と走行のしやすさは相反するもの。コーナーでの走行性能をよくしてしまうと、今度はコントロールするほうにも技術アップが求められてしまう。その辺を踏まえた、自分なりのベストチョイスが必要というわけだ。 |
![]() ![]() |
■パワーアップ
|
GPカーのパワーアップを目指すには、燃料のニトロメタンパーセンテージを上げる以外には、もはやエンジンを替えるしかない。事実、ボルトオンで替えられる、パワーの大きなエンジンがたくさん売られている。ボルトオンとは、パーツの取りつけに特殊な加工を必要としないこと。ビス(ボルト)で取りつける(オン)だけという意味だ。いきなり大容量に交換するのではなく、除々に大きなエンジンを付け替えるようにすると、エンジンが重くなるにつれ(パワーがあるエンジンは重い)、GPカーの挙動も変わっていくことに気がつくだろう。 |
![]() |
改造はGPカーの大きな楽しみのひとつ。でも、いきなり大パワー&高性能エンジンでは、操縦者がGPカーに振り舞わされてしまうこともある。少しずつチューンしていくのが、GPカー上級者への道だ。
【予算のめやす】
足まわり交換(ショック、スプリングなど)→1,000円からOK!
本体の軽量化、タイヤなどの交換 →5,000円以上
エンジン交換、2速ミッションなど重要部品の交換 →10,000円以上
「何をするにも、まずトータルバランスを考えて!」

■サビ対策
|
GPカーの主な部品はプラスチックなので、サビの心配はほとんどない。しかし一部の金属部品の部分では、長い間使用しているうちに保管状況によってはサビることもある。そんなことにならないよう、日頃のメンテナンスは欠かせない。といっても、余分な水分やホコリをふき取るくらいでOKなのでサボらず実践しよう。 |
![]() |
■ネジの増し締め
|
ゆるんだネジは、そのままにしておいて良いことは1つもない。定期的にネジのゆるみを点検して、必要があれば増し締めをしてほしい。ただ、相手はプラスチックなので、ぎゅうぎゅうに押し込める必要はない。ゆるまない程度で充分だ。 |
![]() |
■消耗品の交換
|
GPカーも実車と同じ。走行させればタイヤは摩耗するし、ショックもへたる。見落としがちだが、エアフィルターも汚れてくる。これらのパーツは消耗品なのでやっぱり定期的な交換が必要だ。壊れてから交換するのではなく、適当な時期に交換してやれば、その愛車でいつまでもスムーズに遊べるぞ。 |
![]() |
|
GPカーは誰もが気軽に持つことができる。しかし、せっかくの愛車を「どこまで使いこなせるか」、「どこまで遊び尽くせるか」というのは別の話。組み立てっぱなし、遊びっぱなしではなく、ちゃんとメンテをして、いいマシン・コンディションを維持することができるのが、GPカー道の上級者と言えるだろう。 |
![]() |



























