第9回 GPカー初心者ガイドPart1組み立て編    

ここでは『GPカー初心者ガイドPart1 組み立て編』として、マシンの購入から組み立てまでのポイントをQ&A形式で紹介します。



そもそもGPカーとEPカーってどう違うの?

■GPカーはエンジン音が魅力!
シフトアップ(ダウン)の際、エンジン音が変化するぞ。

■GPカーは挙動が違う!
よりリアルな操縦感が楽しめるのだ。

■GPカーはバックしない!
構造上出来ない。これだけは勘弁して。

■GPカーは液体燃料を使う!
バッテリーではなくエンジン、構造を含めてより実車に近い。

■GPカーは長時間遊べる!
燃料を入れるだけなので、バッテリーの交換や充電が不要なのだ。

手が汚れない点ではEPカーにも魅力はあるが、実車により近い操縦感を楽しみたいならGPカーがでおすすめ。とくに、排気しながら走る姿は実車さながらなので、迫力とかリアルさから言えば、EPカーとの差は大きいと思う。

【予算のめやす】

GPツーリングキット 約2~2.5万円

私は断然GPカー派!

 

 

最初に買うべきGPカーのタイプは?

<キット>

■組立てキットパーツごとに最初から組み立てていくタイプ。説明書どおりに作業していけば、初心者でも十分完成させることができるはずだ。

■半完成キット箱を開ける前に、主な部分の組み立てが完了しているタイプ。メカ積みやボディの塗装などは自分で行うので、作る楽しみは十分あるうえ、作業時間も短縮できる。

■完成キット箱を開ける前に、ほぼ全ての組み立てが完了しているタイプ。ユーザーが行う作業はほとんどなく、プロポシステムも付属している。

 

「とにかく早く楽しみたい」というなら完成キットがオススメ。一方、「作る楽しみを味わいたい」なら半完成品キットがオススメ、というわけだ。

【予算のめやす】

GPツーリングキット 約2~2.5万円

カルソニック スカイラインGTR(完成キット)に決定!

 

 

<プロポ>

他のラジコンを経験した人になじみのスティックタイプではなく、ステアリングがついていて方向を変えるタイプが主流になっている。

GP/EPでコントロールする内容が多少違うので、形状が違っているが、原理には変わりはない。周波数帯などいくつか種類があるので、心配なら店の方などに相談するといいぞ。

【予算のめやす】

プロポシステム(初心者向け) 約1.5~2万円

迷ったらまずお店の方に相談!

 

 

キットやプロポ以外に何をそろえたらいいの?

【工具】

カッター、ニッパー、プラスドライバー、瞬間接着剤、ポリカーボネート用塗料などが必要だ。ほとんどEPカーと同じなので、詳しくはEPカー編の『初心者ガイドPart1 組み立て編(前編)』を参考にしてくれ。

【燃料まわりとヒート関連】

●初心者向きであるニトロ20%の燃料:2リットル缶で2,500円程度。

⇒ちなみに「COSMO RC FUELフィールドマスター」2リットル缶は2,400円

●チョークポンプ:燃料を車載タンクに移す時に使うポンプ:1,000円程度。

●プラグレンチ:1,000円程度。

●平角電池(ヒート電源)及び電池とプラグをつなぐコード:2,000円程度。 または、ポケットブースター(上記の電池とコードが一体化したもの):4,000円程度。

 

燃料は、ベテランになればなるほど違いがわかってくるもの。とりあえず、初心者なら「COSMO RC FUELフィールドマスター」を使っていれば安心。

「COSMO RC FUEL フィールドマスター」で決まり!

 

 

保険って入らないとダメなの?

ラジコン操縦中に他人にケガをさせてしまったり、物を壊してしまったりした時に頼りになる保険(正式名称は『AUIラジコン賠償責任保険』)。登録料と保険料は合計4,000円です。お店で申込書がもらえますので、詳しくは店頭でお問い合わせください。

保険は必ず入ろうね!

 

 

組立の順序とポイントは?

■組み立て開始から完成までの流れパーツを切り出す→ギア組み立て→サスペンション類組み立て→ダンパーの組み立て→ギアボックスの組み立て→エンジンや燃料タンクの固定→電装品の取り付け→組み立てチェックと進めていく。

■組み立て所要時間のめやす: 慣れてくると自然と速くなるものなので、時間は気にせずマイペースで進めることが完成の第一歩。早く走らせたい気持ちを押さえることが組み立てキットでの成功のコツ。

(個人差があります)

■組み立てスタート!

1. 組み立て説明書をよ~く読もう: 組み立て説明書には、ただ作り方だけが説明されているのではなく、組み立てに必要なノウハウも含めて大事な情報もたくさん含まれているので、購入したらまず軽く読み、組み立て前にもう一度、迷わないようにじっくり読みこむなどの準備が大事。

2. パーツの切り出し: プラモデルのように、成型の都合で枠に固定されているので、カッターなどで慎重に切り出すこと。慌てずに説明書を見ながら順序を守って行おう。

3. 可動部分のギア組み立て: 負荷がかかるところには金属部品が使われている。いちばんの心臓部なので慎重に組み立てること。

4. サスペンション・ステアリング組み立て: これぞラジコンカーという部分、実車の仕組みと同じ本格的なものが使われているので、ここをしっかり組み立てると実車の構造も理解できるぞ。

5. ダンパーの組み立て: シャフト挿入前に、オイルを少し入れるといい。Oリングを傷つけないように。シャフトは専用スタンドに立てかけ、繰り返し上下させて気泡を抜くこと。

6. ギアボックスの組み立て: 構成パーツが多いため、組み上がるたび少しずつ、正しく動くかどうかチェックすること。バリもキレイに取り除くこと。

 

7. エンジン&燃料タンクをシャシーへ固定: エンジンの場合には、水平な場所を選び、3~4本程度のビスを使い、少しずつ均等に締めこむこと。実際に車のタイヤを取り付ける要領だと思えばいい。燃料タンクの固定には、タンク固定用ビスにOリングを挟み、すこし緩めにビス止め。キツく締めてしまうと、振動で燃料タンクの燃料が泡だった状態でキャブレターへ送られるトラブルが起きるので注意。

8. 電装その1: ラジコンの電波を受けてエンジンの回転をコントロールする心臓部なので、説明書を見ながら慎重に準備を進めること。部品は不用意に袋から出さずに整理しておくと良い。

9. 電装その2: サーボとリンケージなどはメーカーが違うと大きさなどが微妙に違うので遊びの部分がある。無理に締め付けたりせず余裕を持って取り付けるようにしたい。とりつけたらチェックしよう。

10. 全体チェック: 最終的にサーボのコード、リンケージシャフト、燃料チューブ、ギアなど互いに干渉するとトラブルの原因になりやすいので、タイラップなどで上手にまとめておくとよい。

 

取り付けは最終段階ではない。ここで気を抜かずにじっくり再確認することがポイント。ここで手間をかければかけたほど、実際に走らせたときのトラブルを最小限に押さえることができるので、手を抜かずに十分チェックしておくことが大切だ。

あせらず1つ1つキチンとね!