
エンジン始動は屋外で!
組み立て、塗装までは完成した“かるくん”なんだけど、走らせるにはまだ早くて、最後の調整が必要なんだって。しかも、室内でやると音や排気ガスで作業がしにくいから、屋外で作業することになったんだ。 |
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屋外でもGPカーの音はそれなりに大きいので、空き地などを利用するときはよく気を配ってほしい。もちろん、専用のサーキットに出かけるのがベストだ。
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さて準備も整ったし、さっそくエンジンをかけてみようかな。え~っと、説明書にはそんなに難しいことは書いてないみたいだけど…あれ? ニードル調整ってなに? |
そもそも、ニードルっていうのは、ネジを緩めると燃料の通り道が大きくなり、締めると燃料の通り道が小さくなるしくみ。そこで、説明書を良く見て、ニードルを適性位置に合わせる調整が必要ってわけだ。ブレークインをするにあたって、エンジンの回転数を上げすぎると良くないので、ニードルはやや甘めに設定するのがセオリーだぞ。
このほか、例えば、エンジンは熱くなったり、始動すると回転部分に手を引き込まれることもあるので、十分に注意してケガのないよう楽しく遊んでほしい。
はーい。だから、最初の頃は経験者と一緒のほうが安心ってことね。Yurikoの場合、杉本さんとか編集部の方がいろいろアドバイスしてくれるから問題ないもんね。
何も出ないよ(笑)。でも、GPカーを正しく扱うには、自分なりにあれこれ考えて、前もって危険を排除しておくという事が必要なんだ。それは、自分の安全だけではなく、周りの人への安全にもつながるんだよ。 |
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あれ? エンジンが…
それじゃあ、エンジンを始動するわよ。えっと、まずは燃料を入れて、スターターを引けばいいのよね。前に、エンジンをかけさせてもらったことがあるからカンタンよ。えい! えいっ! あれっ? エンジンがかからない。 |
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あせらない、あせらない。よく確認してみて。ほら、まず燃料が入ってないし、電池も入ってないだろ(笑)。はじめて自分の力だけで走らせるんだから、あせる気持ちは分かるけど、そういう時こそ1つ1つよく確認しないと。
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GPカーの場合はチョークという作業が必要となる。これは、チョークボタンを押すことで、燃料タンクに溜まった燃料に圧力を加えてキャブレターに送る作業のことをいう。燃料は、可燃物なので注意して扱おうね。 |
また、電池は、プロポからの電波を受信する「受信機」の電源になる。GPカーでも電気は必要なのだ。 |
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燃料には、500ml程度の小型タイプや、2リットル、4リットル入りなどのタイプがある。こうした燃料は、燃料タンクにそのまま入れようとするとこぼれてしまうので、いったん専用の燃料ポンプに移してから、GPカーの燃料タンクに入れるのだ。 ちなみに「COSMO RC FUELのフィールドマスター」の500mlタイプなら、直接タンクに給油できるので、とっても便利! ⇒COSMO RC FUELの燃料についての詳しい情報はこちら |
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さっそく、燃料をタンクから移してポンプで入れてみるね。なんか、お料理みたいで楽しいなぁ。ところで、このポンプって何かに似てない? …そうだ、お好み屋さんのソース入れ(笑)。 えっと、それでチョーク…要するに、このボタンをいっぱい押せばいいのね。キュキュキュ! |
わわ、ちょっと待った。やりすぎはダメだって。チョークをやりすぎると、エンジンの中に、燃料がたまり、エンジンがかからなくなってしまうんだ。燃料パイプの部分が透明になっているから、それを見ながら押してみてくれ。チョークはキャブレターの入り口まで燃料を送って、そこから2回押すと、ちょうどよい具合にかかるはずだ。何回か燃料を供給するうちに、手ごたえで分かるようになるぞ。 |
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チョークのしすぎでエンジンがかからなくなったら、プラグを外してエンジンの中に入ってしまった燃料を出してしまおう。普通は、プラグをゆるめて、スターターを何回か引いてやればいい。ピストンが動くことにより、機械の内部に風が送られて、エンジン内部が乾燥する、というわけだ。 |
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よーし、エンジンがかかったよ!
今度こそバッチリとエンジンをかけま~す。まず、プラグとプラグヒートバッテリーを、ブースターコードで接続するのね。そして、スターターを引く…あれっ? やっぱりかからない?? えいっ! ポポポポッ かかった♪…ホッ。 |
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エンジンがかかったらプラグヒートのバッテリーはもういらないので外すんだけど、エンジンやマフラー部分はすぐに熱くなるので、注意してほしい。またエンジンは、アイドル分の燃料が入っているとかかりやすくなるので、プロポのトリムを上げておくか、リンケージの“遊び”の部分を手で引くといいんだ。
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エンジンが始動したら、GPカーが動きださないように台に乗せるってわけね。でも、エンジンがかかると結構大きな振動があるから、ちっちゃい台ではこわれちゃいそうだなぁ。 |
GPカーを置く台はRCショップにいくと売られているし、価格も安いので1つ購入しておくといい。もちろん、レンガとかブロックとか、代用として使えそうなものはたくさんあるぞ。
GPカーを台の上に乗せたら、プロポを操作してスロットルを少し開きながら、回転がスムーズになるように調整していくのだ。それと、本物の車もそうだけど、エンジンというのは、ある程度温まっていないと本来の性能は出ないので、そのまましばらく暖機運転をしよう。
さらに、ここでもう1回リンケージの調整だ。というのも、キャブレターの全閉状態と、全開状態を調整しないと、プロポ側のスロットル操作とマシン側の動きがうまく連動しないので、スムーズな走行をさせることができないんだ。 |
![]() ★リンケージの調整で、アクセルがアイドルから全開までスムーズに動くようにする。 |
GPカーはやっぱり走らせないとね
ふ~っ、いよいよ完成ね。さっそく走行しちゃおーっと。まずは、エンジンがかかった状態でそっと地面に置いて、走行方向に人がいないことを確認。そして、スロットルをゆっくり引くと…えへん、どうだ。Yurikoの“かるくん”は、ついにコースを走行するぞ。 |
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やったね、Yuriko! いきなりアクセル全開、といきたいところだが、ステアリングなどの走行系統に問題が出る可能性があるので、最初はゆっくりと走らせてくれ。あくまで慣らし運転だからね。 それに、万一の暴走によって車両が壊れるのを防げるだけじゃなく、周りの人を巻き込むのを防げるのだ。進行方向だけではなく、後ろから来る他のGPカーにも注意注意!! |
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もしうまく動かない時は、よく原因を探ってほしい。調整不良、不具合の時は、そのまま走らせるてはいけない。大きなトラブルの元だ。それに、もし暴走しちゃっても、遠くに行かないようなところで始めよう。
あれれ、スロットルは同じなのに、速度が変わっちゃうし、まっすぐに走らない。なんでだろ? ステアリングの調整はちゃんとしたのに。
GPカーはちっちゃくても、普通の自動車と同じくらい繊細な部分があるんだ。つまり、たくさんの部品が組み合わさっているので、組み立てた状態によって少しづつの微調整が必要になるんだよ。 例えば、アイドリングが低くなってしまうと、途中でエンジンが止まってしまったりするので、ニードルの調整でエンジンの回転数を調整したり、アイドリング調整ビスでスロットルバルブを調整してみてくれ。 |
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また、ステアリングの微調整は、直線性能と曲線性能によってセットアップが変わるのだ。でも、走らせたばかりの頃は、「GPカーがどんな動きをするのか?」を確認すればいいぞ。何周かゆっくり走行して再調整をしよう。
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なるほど。あ、周回してたら、だんだん調子が良くなっていくような気がしてきた。最終コーナーをギューンって、やっぱりかっこいいー。ん? そういえば、エンジンはどうやって止めるんだったっけ。 |
実際の車とかバイクといった普通の燃料エンジンならば、電気系統のスイッチを切ればエンジンは止まるのだが、GPカーに使われているエンジンには電気系統はない。つまり、スイッチを切って止めるわけには行かないのだ。
<エンジンを止める3つの方法>
(1)吸気口を手で押さえて空気の供給を止める
(2)排気パイプをペンチなどでつかんで排気をさせなくする
(3)燃料パイプをペンチなどでつかんで燃料を止める
(2)の排気パイプでエンジンを止める方法は、排気パイプが高温になっているのと、排気圧でパイプが外れることがあるので、(1)か(3)の方法がお薦めだ。まあ、エンジンは不意のエンストで止まることのほうが多いので、あえて止めないでもいいとも言えるけどね。
これでエンジンをかけてから、エンジンを止めるまではもう一人でも大丈夫。 ブレークイン終了後に“かるくん”の状態をチェックしてみたら、さっきちゃんと締めたはずのタイヤが緩んでいる?! そっか、振動がすごかったんだね。よーし、これを締め直して、今度はもっとバリバリ走らせようっと! |
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