第1回 Yuriko、エンジンカーを体験する!の巻    

こんにちは! Yurikoです。さて、今回はエンジンカー(GPカー)編の記念すべき第1回。 はじめてのGPカー体験の模様をお伝えしま~す。



Yuriko、エンジンカーに挑戦する!

 今日も友達の水尾さん、杉本さんとサーキットへやってきたYuriko。いつものように電動カー(以下EPカー)を走らせて楽しんでいたら、ふたりから「エンジンカー(以下GPカー)にもTRYしてみない?」と誘われちゃったんだ。

 実はここって、EPカー用サーキットに併設してGPカー用サーキットもあるんだ。「GPカー」かぁ、なんだかワクワクしてきた!

それでは、Yurikoが興味を持ったGPカーとEPカーとの違いについて簡単に解説しておこう。

GPカーがEPカーと違うところ

・エンジン音がいい!(シフトアップ(ダウン)の際、エンジン音が変化する)
・挙動が違う!(操縦している感じがする)
・バックしない(構造上出来ない)
・燃料を使う(バッテリーではなくエンジン、構造を含めてより実車に近い)
・長時間遊べる(バッテリーの交換や充電が不要)

Yuriko、エンジンカーのセッティングを手伝う

 さっそく、ピットをGPカー用サーキットの方へ移動。杉本さんのレクチャーを受けながらセッティングを手伝わせてもらっちゃった。なんだか緊張する~。

GPカーだからといって、そんなに難しく考えることはないよ。まずは基本的な手順さえ押さえておけばOK! それじゃあおおまかなセッティングの流れを見ていこう。

【1】タイヤのセッティング

タイヤ選びはとても重要なポイントだ。路面に合わないタイヤではコントロールしづらい。一般に「きれいな路面はスリック、砂が多ければラジアル」を選ぶが、GPカーが多数走っている路面では、オイル路面用に開発された専用タイヤをチョイスしよう。

セッティングは、十字レンチで車のホイールナットを外して取り付けるだけ。初心者でも簡単にできるからご安心を。

【2】ビス類の確認

GPカーの走行中の振動はEPカーに比べてとても大きい。そのため一度走行したら、しっかり締めこんだはずのビスが緩んでいることも。必要に応じて増し締めをしておくようにしよう。

【3】給油

燃料缶をよく振ってからフタを開け、チョークポンプ(給油ポンプ)を使って車載タンクへ給油する。燃料を注ぎ込むときは、まずタンクのチョークボタンを押し、燃料がキャブレター付近まできたら、2~3回チョークボタンを押す。

【知っとく!燃料情報】

燃料缶からチョークポンプに燃料を移す作業って、結構手間な上、ポンプ内に燃料が残るのでムダも多くなる。そこでお薦めなのが「Cosmo RC FUELのフィールドマスター」の500mlタイプ。直接タンクに給油できるので、セッティングの時間を短縮でき持ち運びもラクラクだ。

【4】エンジン始動

●リコイルスターターを使う場合

GPツーリングのキットには、たいていリコイルスターター(エンジンに組み付けられた簡易スターター)付きのエンジンがセットされている。プラグブースターをエンジンヘッドに差し込み、プラグヒートさせながらロープを何度か引き上げれば、エンジンを始動させることができるぞ。

 

注意!
エンジンがなかなか掛からないといって、ロープを思いっきり引ききるのは×。スターターが壊れてしまうことがあるぞ。手のひらを上にして、手首のスナップを利かせて引き上げるのがコツだ。

●リコイルスターターがない場合

ボックスタイプなどに代表される別体スターターを使用する。サイズが大きく重さもあるので、女性にはリコイルスターターがおすすめだ。

※このほかアイドリング調整やニードル調整が必要だが、少し専門的な話になってくるので、詳しくは後の回で説明します。

いよいよGPカー初走行!

 さぁ、クリスタルの確認も終わり、待ちに待ったGPカーのコースイン! とりあえずゆっくり一周してみようっと。お、いい感じ。じゃあ、徐々にスピード上げていくね。「あ″~っ! タ、タイヤが…杉本さぁ~んっ!!!」

おいおいYuriko、そこまで楽しませてくれなくても…あれ、そういえばタイヤのナット締めたの杉本さんじゃなかったっけ? 杉本さん、つかみはOKだけどくれぐれもマシンは大切に!

(編集部注:やらせじゃないです、念のため)

先ほども述べたけど、くれぐれも走行前にビス類の締まり具合を確認しておこう。

 気を取り直して再チャレンジ。結局、あちこちぶつけたり、ひっくり返っちゃったりの連続(水尾さん、いつもありがとう)だったけど、ホームストレートでスピードが乗ったときの爽快感はやっぱり最高! エンジンのエグゾーストノートも素敵だよね。

転倒が多いのは、EPカーのときと変わらないみたいだな。でも、それだけアグレッシブな走りをしているということ。水尾さんには毎回お世話になっているけど、こうした中で友情も深まっていくってことだよね。

走行後はマシンメンテナンスを完璧に

 さて思う存分走らせた後は、サーキット備え付けのコンプレッサーでマシンの汚れを吹き飛ばそう。今日は風が強く、サーキット上はいつも以上に砂やホコリが多かったみたいなので、マシン整備は念入りにしとかなきゃね。

砂やホコリが多い場所で走らせた時は、エアフィルターのスポンジも汚れやすい。目詰まりの原因にもなるので、スペアのスポンジと早めに交換しよう。

また、エンジン内に残った燃料はサビの原因になることもあるので、必ず燃料がなくなるまで走らせるようにしよう。走行を終えたら、チョークボタンを押して残りの燃料をエンジン内に送り、プラグヒートしながらリコイルスターターを引く。「ボボボ」という音がしなくなったらほぼ完璧だ。防錆剤も忘れずに注入しよう。

【知っとく!燃料情報】

メンテナンス効果に定評のあるCOSMO RC FUELなら、残った燃料をプラグヒートさせずにリコイルスターターを引いて充分にクランクさえしておけば、もともと含まれている防錆剤の効果でエンジン内が錆びることはないのだ!

 今日はGPカー初体験だったけど、ほんとに楽しかったよ。ああ、なんだか自分のマシンが欲しくなっちゃった。このあとショップへ行ってみようかな。じゃあね。