その5 検定会に向けて特訓開始!    

さあ、検定会に向けて練習だ!!そう言っては見たものの…心配だな~。いくらなんでもムチャだったかな?しかし、目標は、目標だ。高いことに超したことはない。



言ったからには、実行あるのみ!

 さあ、検定会に向けて練習だ!!

 そう言っては見たものの…心配だな~。

 いくらなんでもムチャだったかな?

 しかし、目標は、目標だ。高いことに超したことはない。

 朝起きて外を見ると、“今日も良い天気だ、飛ばせるぞ!!” と思い、食事もそこそこに、車に飛行機その他道具を乗せた。何度も、何度もチェック、チェック! 忘れ物はないかな。ヨシ、ついでに指差呼称もやっちゃえ。

 飛行機ヨシ! 送信機ヨシ! その他ヨシ!!


飛行場到着

 さて、飛行場についたぞ。“やってる、やってる”…緊張するな。

 実は、今回は店長と飛行機クラブの人達のところでやることになった。つまり先生がいないというわけ。心細くて、「先生助けて…」と言いたい気持ちであったが、まずはクラブの先輩たちに挨拶と使用バンドを伝えにいく。

 「今回初めて飛行場にきました。初心者なので、いろいろご迷惑をお掛けいたしますがよろしくお願いいたします。」

 「こちらこそ」

 やさしい言葉でよかった。

 車から、飛行機本体,主翼,バッテリー等道具を降ろし準備に取り掛かる。まだまだクラブの人達みたいな飛行機を置く台などは持っていない。あったらいろいろ便利かもしれないので、今後揃えようと感じた。ともあれ、車から荷物を降ろし一段落しようかな。

 店長から「送信機・受信機ともに充電は済んでますね?」と聞かれ、「大丈夫だと思います。」と答えた私でしたが、充電した手順を伝えると…

 「ちょっと待って、それじゃダメだよ。もう一度充電のやり直しだね。」

 そこで、現場にて充電をやり直すことになってしまった。

 こうして、充電も終わり、送信機での各動作の確認をして、いざエンジン始動だ。

1.燃料を入れる。

2.エンジン始動。

3.ニードル調整…高回転なので煙がスゴイ。


飛行特訓! エルロンのレバーを右へ左へ

 店長に見本を見せてもらいながら、上空に飛行機を持っていってもらったところで自分に送信機をもらい、飛行の練習になった。いざ送信機を渡されると緊張する。

 大丈夫か、大丈夫かと。

 店長からの指導にそって、水平飛行、何となくの旋回を繰り返し、飛行が危なくなったら店長に交代するという練習をした。着陸はできないので、燃料が無くなりそうになったら店長に送信機を渡して着陸させてもらい、燃料を補給する。

 「飛行を3回程度行ったら受信機の充電をしましょう。」と言われた。

 「えっ? もう充電ですか?」

 「飛行中ノーコンになったら大変ですからね。」

 こうして、何回か飛行を練習しているうちに、店長からエルロンのレバーを“右”“左”と指示されたのだが、自分では動かしているつもりでも、“動いていないよ”と言われた。

≪店長からの言葉≫

1.飛行中に送信機を見るために下をむいて見てはダメ(非常に危険)。

2.送信機のスティックはゆっくりと、焦らず操作する。

 しばらく飛行させた後、店長から「今日の練習はこれくらいにしましょう。ずっと集中して操作しているので、とても疲れるでしょ。」との言葉。

 これで、本日1日目の練習は終わり。

 飛行が終わったら飛行機の掃除をしないといけない。

 

 「飛行機の機体って汚れるものなんだな。」燃料の油なんて、どこかに飛んでしまうような感じだけど。後で先輩から聞いた話だと、プロペラの風により、機体に巻き込むらしい。

 1日目の練習が終わって家に帰る。

≪反省≫

 飛行機が自分に向かってくると“あせる”。何をどっちに動かせばいいのか解らなくなるし、スロットルを戻そうとしても間違えてしまう。こんなんで大丈夫かな?……。まだまだ険しい道のりが続く飛行中年奮闘記であった。


飛行特訓! エルロンのレバーを右へ左へ

 今日は、店長が都合悪く教えていただけなかった。しかし、先週出会ったクラブの人が「教えてあげるよ」と言ってくれたので飛行場に行く。

 最初は、1日目と同じで、クラブの人に飛行機を上空に上げてもらい、私が上空での水平飛行や旋回を練習。その後、クラブの人に着陸させてもらい燃料補給。の繰り返し。

 クラブの人から、上空での練習ステップとして

「高度を変えずに旋回してみましょう。エレベーターをゆっくり使い旋回するんですよ。」と言われた。

 エレベーターのレバーをゆっくりとしているつもりが、どうも早いみたいで、機体が“クイッ”と上を向いてしまう。なかなかうまくいかない。これも練習練習です。

そこに、クラブの会長さんがグライダーを飛ばしにみえた。そして、自分の練習を見て、いろいろアドバイスをもらった。私の次のステップとしては、上空を旋回している時、「水平飛行時の片方を、滑走路上空を通るように操縦しましょう。次に滑走路にまっすぐ入ってこられるようになれば、着陸もできるようになりますよ。」と言われた。

 これは早くできなければ、と思い滑走路上空で水平飛行をやってみた。でもぜんぜんダメで、うまく滑走路上空に飛行機を持ってこられなかった。このくらいかと思い旋回させると、ぜんぜん奥の方での旋回になってしまう。たまに上空に来るが、滑走路を斜めに横断するようなコースになってしまったりして、非常にむずかしくなかなか出来なかった。

 しかし、練習を重ねていくうちになんとなく形になってきたので、着陸をやってみた…まともに出来ない。失敗、失敗また失敗であった。難関の着陸の道は、まだまだ遠い。


ついに離陸をクリア?

 次に「離陸をやってみましょう。」とクラブの人。スロットル全開にして、十分スピードが乗ったところで、エレベーターをゆっくり上げれば機体は上がりますよと言われ、クラブの人に後ろで送信機を一緒に触ってもらい離陸をさせてみた。

 「上がった、上がった! 飛んだ、飛んだ!!」

 これだけでもうれしい。

 今度は一人でやってみようか。

“どきっ”

 手に汗が出る。心臓はバクバクだ。

 あせるな、あせるな。ゆっくりと慎重に…。

 クラブの人から

 「とりあえず、一人でできましたね。あとは何回も何回も、練習、練習また練習することですよ。体が覚え、頭で考えること無く、指が動くようになることです。」

 「いろいろありがとうございました。教えていただいたことをしっかり覚えるようにします。」

 さて、最後の後片付けで機体の掃除等をして2日目の練習も終わり。飛行場を後にした。

 一人での操縦は緊張する。手に汗がビッショリ。早く余裕で飛ばしたい。


 先生や店長の補佐なしで操縦してみて、その大変さを改めて知ったが、その分上手くいった時の爽快感は格別! 今後、暇さえあれば練習に励む決意をする私だった。まさに、飛行中年奮闘記、というわけだ。さて次回は、検定会へ挑戦!!