
比較的簡単なタイヤから作業再開!
今日は昨日の続きということで、またまた先生の家に参上している私。早く続きがやりたくて、予定より早く着いてしまったが、先生は快く迎え入れてくれた。
さて、今度はタイヤをつける番だ。製作中の飛行機には3つのタイヤがついている。この“三輪車”は離着陸が簡単なので、初心者には最適だそうだ。やはり、飛行機でもニ輪の前は三輪車なのか、と妙に納得。車輪にも名前があって、前の1つのタイヤをノーズギヤ、後ろの2つのタイヤをメインギヤと言うそうだ。
この取り付けは、飛行にあまり影響しなさそうなので、いくらか気が楽だ。まず、メインギヤの入る部分のフイルムをはがし、溝に鉄線をはめた。さらに、止め板に合わせてタッピングビス(木ねじ)の下穴を開け、ねじを締めてひとまず作業完了。
と、そのとき、先生が言った。
「もう一度ねじを外してください」
「ゲゲッ、なんか間違えたかな???」
「一度ねじ込んだ穴に瞬間接着剤を流し込んでおくと、ねじ込んだ木の部分が補強されて取れにくくなりますから」だって。びっくりしたなぁ~もう。
タイヤが3輪ついた、感動した!
続いてノーズギヤだ。この機体は、ノーズギヤがラダー(舵)と連動して、地上走行時でも簡単に方向が変えられるようになっている。もし、これが連動になっていなくても方向転換は可能だそうだが、若干の経験とテクニックがいるようなので、今の私にとってこの装備はとても有難い。 まず胴体裏側に、ステアリング用のピアノ線を通す穴と、ノーズギヤを差し込む穴を開けた。これは説明書どおりの位置に開ければOK、簡単だ。次は、ノーズギヤ保持のための部品をタッピングビスで止める作業。この時も、先生から学んだ瞬間接着剤のテクニックは忘れずに行った。 |
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さて次は、ステアリング用のアームに、ステアリング用のピアノ線を付けて、アームをノーズギヤに差してと。終わったら、そのノーズギヤを胴体に差して、それを外れないようにストッパーで止めた。結構大変そうだったけど、わりと簡単にできてしまった。
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三輪ともタイヤをつけて、ストッパーで止め、しばし眺めてみた。 なんと、かっこいい姿なんだろう! 惚れ惚れしてしまう。 |
さぁ、エンジンと燃料まわりに挑戦だ!
次はエンジン周りに突入だ。エンジンを固定するプラスチック部品を機体に取り付ける。これはエンジンマウントと言うそうだ。
「プラスチックで壊れないのかな?」と先生に聞いてみると、「エンジンマウントは、エンジニアリングプラスチックを使っているので、そう簡単に壊れることないよ」と言われた。「そんなもんなんだ」と感心した私。 さっそく、エンジンマウントをねじで取り付けた。ん? よ~く見ると、何かエンジンマウントが外側を向いているようだぞ。 |
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「あれ~、先生、なんか曲がっているようなんですけど」
「それはサイドスラストと言って、エンジン回転による反トルクを打ち消してやるため、右側にエンジンを向けてあるんだよ」
…なんか良くわからないけど、問題ないことが判ったので、よし次だ。
機体の後ろに立ち、上からエンジン部分を見たときに、エンジンを右向きに取りつける角度のことを言う。
これは、飛行機のプロペラの回転による後流やトルクの影響などを打消すために、推力線を機体の前後軸の中心線から、あらかじめオフセットしておくもので、通常、入門機などには2~3度ほどの角度がついている。
次に、燃料タンクの組み立てだ。説明書のとおり、チューブの長さを合わせてカットしたり、アルミのパイプを曲げたりして組み立てた。キャップの部分は、ゴム製でちょっと頼りない感じだけど、締め付け用のねじを締めていくとガッチリ止まった。
「締め付けのねじがゆるいと、タンクに圧力がかかったときに漏れてしまいますから、注意してください」と先生の声。
OK,OK,完璧ですよ!!
友情とラジコンに乾杯!
でき上がったところで、「漏れのテストをしましょう」と言って、先生がタンクの配管にチューブを挿し、そのチューブを口でくわえて何やらやり始めた。あとで聞くと、タンクに漏れがないか、タンク配管の片側を塞いで、息を吹き込んで調べていたらしい。
OKが出たところで、機体に燃料タンクを装着した。タンクのキャップ部分の機体の穴に入るところに、シリコンコーキング材を付けて所定の位置に入れるのだ。
シリコンコーキング材は、硬化するのに1日くらいかかるので、動かないように固定して、この日の作業は終了となった。
現場を片付けていると、先生が、「一杯やりますか?」とおっしゃってくださった。
作業のあとのビールは格別な味がした。
今日は充実した一日だった。
いよいよメカの取り付けだ
ようやく一週間が経ち、今日も朝から先生の家に行って作業開始。いよいよメカの取り付けに入るわけだが、ここまで来ると完成が待ち遠しいもんだ。さて、まずはエンジンの取り付け。さっそく、エンジンをマウントに載せてみた。
「あれ~、いろんなところが胴体にぶつかっちゃうな?」
「ぶつかる部分をカットするんですよ」と先生が教えてくれた。胴体にカッターを入れるのは少し抵抗があるが、印をつけてカッターで削った。
「なんか、きれいに削れないな。」
すると先生が、ドライバーにサンドペーパーを巻いたもので修正してくれた。マフラーやニードルバルブが当たらないことを確認してから、削ったところに瞬間接着剤を染み込ませておく。これは、燃料の染み込みを防ぐためにやっておくらしい。
サーボが動く、動翼が動く!
次に、説明書に従ってエンジンを止めるねじの下穴を開けた。そしてタッピングビスでエンジンを固定。ついでに、プロペラとスピンナーを付けてみた。う~ん、やはりかっこいい! 今度は、サーボを取り付けるためのベニヤ板を、エポキシ接着剤で固定した。これはマニアの間では、サーボベットと言うようだ。サーボが寝るとこね。ふむふむ…。 |
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硬化後、サーボを載せると、今回買ったプロポセットのサーボがピタリと入った。次は、サーボ固定用のタッピングビスの下穴を開けてサーボを止める作業だ。この時も瞬間接着剤は忘れなかった。(なんか、この世界の人になっていく自分が少しうれしかった)
次に、胴体横に穴を開け、電源スイッチを取り付けて、バッテリーと受信機をセットした。バッテリーは昨日から充電してあるので、まずは、サーボの動きを見てみると、シャーシャーといって動いた。
「動く!動く!」とはしゃいでいると 「動かないと、返品しなきゃなりませんからね」と先生。 あたりまえでした。反省…。 サーボが付いたところで、まずはエンジンのスロットルのリンケージを行う。これは車で言うならアクセルワイヤーだ。模型の場合は、殆どがピアノ線を使って行うようだ。 スロットルの位置を確認して、胴枠(防火壁や第1胴枠などとも言う)に穴を開けた。この時、気をつけなければならないことは、エンジンコントロール用サーボとスロットルをなるべく一直線で結ぶことだそうだ。 |
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曲がっていると動きが悪くなり、思ったようにエンジンコントロールができなくなる場合があるらしい。今回は、長いドリルの刃を使って穴を開けた。そこにプラスチックのパイプを通して、スロットルとサーボをつなぐ。
そこでまたスイッチを入れ、プロポの位置とスロットル開度を見て微調整を行うのだ。プロポでスロットルが動く様は、何か感動するものがあった。うれしい~。
作業もいよいよ大詰めに入った。ラダーとエレベータを動かすロッドの取り付け作業だ。先生も新しい飛行機を作るときに、いつも悩む部分らしい。いかにスムーズに、遊びの無いようにするか工夫のしどころらしい。
しかし、「今作っているヒコーキは、それほどシビアに考えなくても大丈夫」とのお言葉に、ホッとして作業に取りかかった。
まず、各動翼とサーボの距離をおおよそ測ってロット棒の長さを決めた。続いて、説明書に従ってその先にピアノ線をつけた。このピアノ線には、ネジが切ってあり長さの微調整が出来るようになっているのだ。
次に、各動翼にホーンというプラスチック製の部品をネジで固定した。これに先ほどのロッドを連結してサーボとつなぐ。プロポの中立位置で、各動翼が真っ直ぐになるように長さの微調整を行うのだ。
出来た! やはりプロポで動かしてみた。
(動く!動く!)…でも、今度は声に出さなかった。
完成間近だ、ラストスパート!
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着々と完成に近づく、我が愛機を前に作業も加速していく。よーし、次はエルロンサーボの取り付けだ。サーボを取り付け、ピアノ線でエルロンホーンとサーボをつないだ。先ほどよりは簡単だった。 よしよし、ということで先生に見てもらうと、「左右のエルロンがずれていますね」と言われてしまった。というわけで、ロッドの長さを微調整した。…まだまだ詰めが甘いな。 ほぼ完成した機体に、ステッカーを貼った。適当に貼ろうとしていると、先生が「ちょっと待ってください」とお手本を見せてくれた。 |
見ていると、ステッカーの端を少しはがして、貼る位置に置いてから、位置を決めてはがした部分を貼り付けていく。そして裏紙を少しずつはがしながら貼っていくのだ。なるほど、と感心した。
確か昔、子供にせがまれてミニ四駆を作ったとき、シールがまがってしまったり、シワになったりしてうまくいかなかったことを思い出した。その時、このテクニックを知っていれば、子供に自慢できたのに…次のチャンスに自慢してやろう。 こうして、ステッカーを貼り終え、最後にダウエル棒を取り付けて完成。うぅ~ん、充実感でいっぱいだ。 |
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とうとう我がラジコン飛行機第1号が完成した! その喜びをかみしめながら、ああ、ラジコン飛行機やってて良かったな、と振りかえる私。これが実際にあの大空を飛んだら…うむ、今日もいい夢が見られそうだ。早く飛ばしたいなー。
- その1:青空に見つけた夢、ラジコン飛行機!
- その2:ラジコン飛行機の組み立てに奮戦(前編)!!
- その3:ラジコン飛行機の組み立てに奮戦(後編)!!
- その4:自作のラジコン飛行機で初フライト!
- その5:検定会に向けて特訓開始!
- その6:検定会…果たして結果は!?
- その7:その後の飛行中年オヤジ


















